スロバキアのスイーツ7選
スロバキア人はカフェが大好き。街の至る所に小さなカフェがあり、ショーケースには日本では見たことがないようなケーキが並びます。
スロバキア人に愛される、スロバキアの定番スイーツをご紹介します。
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ヴェテルニーク(Veterník)
ヴェテルニーク(Veterník)は、スロバキアのケーキ屋さんでは必ず見つけることのできる、スロバキアの定番スイーツ。
シュークリームの皮のような生地の間にホイップクリームがたっぷり挟んであります。
日本のシュークリームのようなカスタードクリームではなく、生クリームやバタークリームのようなしっかりめのクリームが使われます。
ボリューム満点で、甘いもの、クリームが好きな方も満足できるはずです。
ブラチスラヴスキー・ロジョク(Bratislavský rožok)
ブラチスラヴスキー・ロジョク(Bratislavský rožok)は、スロバキアの中でも、ブラチスラバを中心とした西の地域で親しまれているお菓子。
Cの形が特徴的な ブラチスラヴスキー・ロジョクは、英語ではブラチスラバロールと呼ばれます。
スイーツと言うよりは焼き菓子と呼ぶのがしっくりくる、素朴な見た目で、他のケーキに比べて甘さはかなり控えめです。
中国のお菓子月餅のような生地にケシの実やくるみの餡がぎっしり。派手さはありませんが、甘ったるくないので日本人にも食べやすいかと思います。
個人的にかなりお気に入りのお菓子です。
メドヴニーク Medovník
メドヴニーク(Medovník)は、しっとりとしたはちみつケーキ。スロバキアだけでなく、中欧や東欧の国々で広く知られています。
スポンジ生地とはちみつのクリームが何層にも重なったメドヴニークは、スロバキアではどこのカフェに入っても大抵食べることのできる、定番のケーキです。
外国のスイーツならではのぎっとりとした甘さがないので、比較的日本人の方にも食べやすいかと思います。甘いには甘いですが...。
MARLENKA(マルレンカ)というチェコのメーカーのメドヴニークはスーパーでも売られており、常温保存可能なので、気軽に日本にお土産として持ち帰ることもできます。
クレーメシュ Krémeš
クレーメシュはもったりとしたバニラプリンにホイップクリームを重ね、チョコレートでコーティングしたスイーツ。
クレメーシュはスロバキアだけでなく、中央ヨーロッパで広く親しまれており、地域ごと、少しずつレシピが異なるようです。
とてもクリーミーなスイーツですが、意外とさらりと食べられ、スロバキア人にも人気です。
リケロヴィー・シュピツ Likérový špic
リケロヴィー・シュピツ(Likérový špic)は細長い、一風変わった形をしたスイーツです。
中にはチョコレートクリームとブランデーやリキュールのソースやクリームが入っており、ちょっと大人なスイーツです。
ラスコンキー Laskonky
ラスコンキーは、ココナッツの入ったサクサクのメレンゲクッキーの間にクリームがサンドされているスイーツです。
間のクリームは、基本的にはキャラメルバタークリームが定番なのですが、コーヒークリームやチョコクリームなど、お店によって様々な味を楽しめます。
シュワっと消えるメレンゲと濃厚なクリームの組み合わせが絶妙です。
トルデルニーク Trdelník
トルデルニーク( Trdelník )は棒に生地をくるくると巻き付けて焼いき、砂糖をたっぷりまぶした屋台スイーツ。クリスマスマーケットやフェスティバルなどのフードスタンドでよく見かけます。
一見シンプルなのですが、その見た目に反して、焼きたては感動的なおいしさです✨!焼きたてであることが重要です。
シンプルな見た目ですが、焼きたてを食べてびっくり。生地はサクッとふわっと、砂糖がじんわり~としていて、見た目以上の美味しさです。
スロバキアだけでなくチェコやハンガリーでも人気のある屋台スイーツです。
屋台で食べるようなスイーツなので、カフェではなかなか食べられませんが、ブラチスラバ旧市街ではトルでニークをアレンジした専門店で食べることができます。
日本では食べられないスロバキアの定番スイーツ
スロバキアのスイーツは、ご紹介した以外にも沢山あります。
せっかくスロバキアを訪れるなら、日本では味わえないスロバキアならではのスイーツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。