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スロバキアの基本情報
国名 | スロバキア共和国 |
首都 | ブラチスラバ / ブラティスラバ(Bratislava) |
面積 | 49,035 km²(北海道の5分の3くらい) |
人口 | 545.9万人 (2020年)(兵庫県の人口と同じくらい) |
言語 | スロバキア語 |
通貨 | ユーロ |
時差 | サマータイム(3月最終日曜~10月最終日曜)は、日本時間から−8時間 サマータイム以外は、日本時間から−7時間 |
気候
スロバキアは日本同様に四季がありますが、大雨や大雪などの天候災害は少なく、比較的温和な気候。
夏は30度を超え暑くなりますが、乾燥しているので、過ごしやすく、日も長いので、観光は春から夏にかけてがおすすめです。
スロバキア北部、山岳リゾート地域は、平均気温が低く、夏はハイキング、冬はウィンターレジャーを楽しむことができます。
春 | 春は、寒さが残ります。日中は日差しが暖かくなってきますが、朝晩は冷え、5月ごろでもまだ薄手のコートが必要なことがあります。晴れの日が増えて日も長くなり、観光には一番最適な季節かと思います。 |
夏 | 夏は、気温が35度を超える日あり、地球温暖化の影響か、年々暑くなっています。 湿度は低いですが、ジリジリとした暑さで日差しが強くまぶしいので、サングラスを持っておくといいでしょう。朝晩、雨の後などはぐっと気温が下がることもあるので、羽織るものも用意しておくと安心です。 スロバキアの夏は日が長く、夏至の前後では朝5時前に日が上り、21時ごろまで明るいです。 |
秋 | 秋は、がくっと気温が下がります。残暑は長く残らず、9月になるとすぐに薄手のコートが必要になります。曇りや雨の日が増えるので、折り畳み傘も持っておくと良いでしょう。 |
冬 | 冬は、−10度くらいになることもあり、冷たい寒さを感じます。雪も降りますが、積もったり溶けたりを繰り返して、足元が悪いことが多いので、滑りにくいブーツが歩きやすいです。 冬至の前後は日の入りが16時前になることもあり、すぐに暗くなります。 |
お金
通貨はユーロ
スロバキアの通貨はユーロです。補助通貨はセントで、100セント=1ユーロ。スロバキア人は「エウロ」と発音します。
ハンガリーやチェコ、ポーランドなど近隣国は自国の通貨があるのに対して、スロバキアではユーロを使うので、とても便利です。
ユーロ以外の通貨での支払いは基本的にできません。
クレジットカードでの支払い
ブラチスラバの中心街ではほとんどの店やレストランでクレジットカードでの支払いが可能ですが、個人商店や小さなカフェなどでは、中心街でもカードが使えないこともあります。
クレジットカードでの支払いをしたい場合は、お店に入る時に確認してから入るようにしたほうが良いでしょう。
ATMでの引き出し
街にはATMがあり、日本のクレジットカードでユーロを引き出すことができます。ただし、引き出しには手数料がかかります。
ATMはスロバキア語で「bankomat(バンコマット)」です。
両替所での両替
ブラチスラバの中心街には、数カ所両替所がありますが、数は少ないです。
チップの習慣
必ず払わないといけない、ということはありませんが、レストランなどでチップを払う習慣はあります。サービスに満足した場合は、気持程度で良いのでチップ払うと良いでしょう。目安は5〜10%程度です。
言語
スロバキアの公用語
スロバキアの公用語はスロバキア語です。スラブ語系の言語で、ロシア語、ポーランド語、チェコ語、ブルガリア語などと同じグループです。
スロバキア語は世界の言語の中でも最も難しい言語の一つと言われており、特に文法は日本人にとって非常に難解です。ただし、読み方はほとんど文字通り読めばいいので、そこまで難しくはありません。
ドブレラーノ(Dobré ráno) | おはよう |
ドブリデン(Dobrý deň) | こんにちは |
ドブリヴェチェル(Dobrý večer) | こんばんは |
ジャクイェム(Ďakujem) | ありがとう |
ドヴィデニア(Dovidenia) | さようなら |
プロスィーム(Prosím) | すみません |
アーノ / ニエ(Áno / Nie) | はい / いいえ |
英語は通じる?
ブラチスラバ中心地のレストランや観光地ではほとんどの場所で英語が通じます。特に、若い世代のスロバキア人は、簡単な会話であればほとんどの人が英語でコミュニケーションを取ることが。
レストランやカフェも、英語のメニューがある店が増えています。
観光地を外れると、英語が通じない場合もありますが、若い人は比較的話せる人が多いです。
治安
スロバキアの治安は、比較的良いと言えます。夜に一人で出歩いても、ブラチスラバ中心であれば、特に危ないこと感じたことはありません。
それでも大通りから一本入った小道は、街灯がなく、真っ暗になってしまうような場所もあるので、観光は日のあるうちにすることをお勧めします。
ただし、人混みやバス、トラム内では、スリなどが起こることがあります。プロのスリは、本当に、気づかないうちにカバンから物を盗ってくので、気をつけてください。ポケットに財布を入れない、ファスナーのない鞄は使わないなど、できる範囲での対策は必要です。