スロバキアのお酒(蒸留酒)

 スロバキアのお酒と言えばビールやワインも有名ですが、スロバキア人はウォッカなどの蒸留酒をよく飲み、その種類も豊富です。

 スロバキアの蒸留酒(スピリッツ)を、ご紹介します。

スロバキア人の飲み方

 日本では、ウォッカやウイスキーを飲むとき、ソーダや水で割ったり、カクテルにして飲むことが多いですが、スロバキア人はもっぱら、ビールをチェイサーに、蒸留酒をショットでぐいっと飲みます。

 スロバキアでも、おしゃれなバーではカクテルもありますが、ローカルなパブなどではショットのメニューしかないところがほとんどです。

 女性も蒸留酒をグイグイ飲んでいるのを見ると、本当にスロバキア人はお酒に強いのがわかります。ビールをゆっくり飲んでいても酔っぱらえないようです。

 それもあってか、スロバキアにはオリジナルの伝統的な蒸留酒がいくつかあります。

スロバキアの蒸留酒

ボロビチカ( Borovička )

ボロビチカです

 スロバキアのお酒と言えば、まずはなんと言ってもボロビチカです。

 ボロビチカは、ジュニパーベリーというヨーロッパの松ような針葉樹から造られます。ものによりますがアルコール度数はおよそ40%、無色のもがほとんどです。

 味はジンに似ていると言われていて、確かに、苦くてすっきりした味わいです。

 ボロビチカは別名“森の復讐”と呼ばれていて、調子に乗って飲むと二日酔いになりやすいお酒です。しかし、せっかくスロバキアに来たからには一度は試してみてください。

タトラティー(TATRA TEA)

 続いて紹介するのはタトラティー。ティーと言ってもお茶ではなく、かなり強いお酒です。

 スロバキアのタトラ山脈のあたりに住んでいた人々がハーブティーとお酒を混ぜたものをのんで温まっていたことからこの名が付いたとされています。

 タトラティーはお茶やハーブをベースに造られており、いろいろな種類があります。アルコール度数も、17%~72%と、幅広いラインナップがあります。

 アルコール度数の低いものはお酒に弱い方にも飲みやすく、カフェなどではタトラティーを使った甘いカクテルを作っているところもあります。

 タトラティーのおすすめポイントはそのボトルです。スタイリッシュでかわいらしいデザイン。さらに、小さなボトルも販売されていて、お土産にもぴったりです。

スリヴォヴィツァ( Slivovica )

スリヴォヴィツァです

 スリヴォヴィツァはプラムのお酒です。フルーティーで飲みやすいですが、アルコール度数は40~50%前後で、意外に高いです😲。

 プラムの蒸留酒は、スロバキアだけでなく、チェコやハンガリー、東欧の国々でも広く飲まれています。

デマノウカ( Demänovka )

デマノウカです

 デマノウカは1960年頃からスロバキアで造られている、ハーブのお酒です。さまざまな種類のハーブ やスパイスとはちみつ、タトラ山の綺麗な水を使って造られています。

 スロバキアでは、若い人はあまり飲まないですが、年配の方にはよく飲まれています。また、風邪の時に温めたデマノウカを飲むと良いとも言われています。

カルパツケーブランデー( Karpatské brandy )

 ブランデーがお好きな方にはカルパツケーブランデーがおすすめです。

 カルパツケーブランデーは、どこかドライフルーツとチョコレートを思い起こすような、風味豊かなスロバキアのブランデーです。

日本にはないお酒を試してみては

 スロバキアには紹介した以外にも、沢山の種類のウォッカや、フルーツで造ったお酒など、日本ではなかなか見られない、様々なお酒があります。

 スロバキアはビールやワインも美味しく、有名ですが、せっかくなら、日本では手に入らないようなお酒を試してみるのも良いのではないでしょうか。

 蒸留酒なら、1本買えばみんなで楽しむことができます。

 スロバキア滞在中に楽しむのはもちろん、お気に入りの一本を日本に持ち帰ってみんなでスロバキアの味を楽しんでください。

記事で紹介している内容は、掲載当時のものです。現在は内容が変わっている可能性があるため、最新情報は公式サイトなどでご確認ください。