薬学博物館
旧市街の観光スポットの一つ、ミハエル門のそばにある、ザリガニの看板が目を引く黄色い建物は、薬学博物館です💊。
旧市街の入り口にあるこの建物は実際に薬局として使われていたそうです。看板の通り、赤ザリガニ薬局と呼ばれていますが由来はわかりません😅。
中が見えないのですごく入りにくいですが、勇気をもってドアを開けると、薬を入れる瓶がずらりと並んでいます。
受付のある部屋は、昔の赤ザリガニ薬局で使われていた家具がそのまま調度されています。
その他の部屋にもずらりと薬瓶が並びます。その多くが18世紀後半から20世紀中頃までに造られたもので、最も古いものは16世紀のものもあるそうです。
ガラスや瓶、缶や木製の薬入れがあり、それぞれどのような特性があるかなど、スロバキア語と英語での解説も書かれていました。
個人的には、薬や医療の歴史に関する展示や解説があっても良いのではないかと思います… これはもはや、薬学博物館と言うよりは、「薬を入れる入れ物の博物館」です😂
館内は3つの部屋がありますが、どれもこぢんまりとしています。ずらりと並んだ薬瓶は迫力がありますが、ひとつひとつ丁寧に鑑賞するようなものではないので、あっという間に見終わってしまうかもしれません。
医療や薬に興味のある方にとってはじっくり見る価値があるのかもしれませんが、私には10分あれば十分です😂。とはいっても、普段お目にかかれるよなものではないので、「へぇ~」と思いながら見学しました。
ドリップアドバイザーなどの口コミサイトではかなり酷評されていましたが、ミハエル門の武器博物館のチケットがあればそのチケットで無料で入れるので、ついでなら行ってみてもおもしろいかと思います。
ミハエル門の武器博物館に行かれた方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか😄。
- 名前:Museum of the Pharmacy(Múzeum farmácie)
- 定休日:月曜日
- 開館時間:火~金曜日10:00~17:00、土日曜日11:00~18:00
- 入場料:4.5ユーロ(武器博物館とセット)(ブラチスラバカードで無料)
- Wifi:なし