kofola(コフォラ)

 チェコスロバキアを代表する定番のソフトドリンク、kofola(コフォラ)をご紹介します。

国民的ドリンク

 コフォラはコーラのようなドリンクですが、コカコーラよりも甘くなく、スパイスのような風味のするソフトドリンクです。

 スロバキアではコカコーラやペプシコーラよりも人気があり、国民に愛されるドリンク。 飲食店ではほぼ100%注文することができます。

 コフォラは自然由来のシロップでつくられており、糖分の含有量もコカコーラやペプシに比べて少ないので変な甘ったるさがなく、食事と合わせて飲んでも問題ありません。

 中にはコカコーラを好む人もいますが私は断然コフォラ派です。

コフォラの歴史

 コフォラはまだチェコとスロバキアがひとつの国だった1960年ごろ、製薬会社が、コーヒー焙煎の過程で余るカフェインの使い道を研究していた際に生まれました💊。

 実際に、コフォラは他のコーラと比べてもカフェインが多く、コフォラを飲むと気分がシャキっとするような気もします。個人の感想ですが😅。

 1960年ごろ、コカコーラやペプシコーラもすでに流通していましたが、当時はまだ値段が高く、より安く飲めるコフォラの人気は共産主義時代のチェコスロバキアの人々の間で広まり、一気に国民的ドリンクとなっていきました。

 それから、チェコとスロバキアは別々の国になり、コフォラの本社は現在のチェコにあるものの、スロバキアの工場でも製造されており、チェコ、スロバキア、両国において今でも国民に愛され続けています😄。

スロバキアではコカコーラ以上の人気

 先ほども述べました通り、スロバキアでコフォラはコカコーラ以上の人気があります。スーパーのドリンクコーナーを見てもその人気の差は歴然です。

 そんなに!?という勢いでコフォラが並んでいます。また、コフォラには夏にはスイカ味、冬にはクリスマスシナモン風味など、フレーバー付きのものもあって、そちらもおすすめです。

 スロバキアを訪れる際は、スロバキアの国民的ドリンクコフォラをぜひ飲んでみてください😄。

⚠︎記事で紹介している内容は、掲載当時のものです。現在は内容が変わっている可能性があるため、最新情報は公式サイトなどでご確認ください。