スロバキアビール

 中央ヨーロッパでビールと言えばチェコが有名ですが、スロバキアビールも負けていません😤。

 チェコとスロバキアはもともと一つの国だったこともあり、スロバキアでもたくさんのビールが生産されています。

 今回はスロバキアのビールについてご紹介します。

スロバキアのビール

 スロバキア人にとってビールはなくてはならない存在です。家でも外でも何か飲むときはまずビールです🍺。

 値段も安く、よく例に出される表現の通り、安いものだと「水より安い!」なんてこともあります。

 また、注意したいのが、スロバキアビールの度数表示。スロバキアビールには10%、12%など、パーセントが表示してあります。ビールにしてはアルコール度数高い😲、と驚いてしまうかもしれませんが、大丈夫です。

 実は、表示してあるパーセントはアルコール度数を表しているのではなく、ビールのホップ度数を表していて、数値が高いほどビールの味が濃く、低いほど薄い、と言うことです。

 スロバキア人はホップの味がしっかりと感じられる、ホップ度数の高いビールを好む傾向にあるようです。

ズラティーバジャント( Zlatý Bažant )

 まずはやっぱり 金色のキジがトレードマークの ズラティーバジャント。

 ズラティーバジャントはスロバキアビールの中で一番有名なブランドで、どこのパブにもほぼ100%おいてあります🍺。 また輸出量も国内一位で、国内外でそのおいしさが認められています。

 中でも、写真の’73は、その名の通り、1973年から変わらぬ味が守られており、多くの人から愛されています😌。

 味はホップの味が強く、若干の甘みも感じられます。ビールの味が強く、飲み応えがありますが、それでいて飲みやすい、万人受けするビールです😄。

シャリス( Šariš )

 続いてはシャリス( Šariš )です。

 シャリスとはもともとスロバキア東部の地名で、その名の通り、スロバキア東部にある、スロバキアで最も大きな醸造所で造られています。ちなみに現在は日本のアサヒビールグループ傘下にあるようです。

 シャリスは中欧のビールを代表するような、ホップの味を強く感じられるビールです。中欧のオーソドックスなビールを味わってみたい、という方はこのビールがおすすめです😀。

ステイゲル(Steiger)

 ステイゲルは、ホップ度数が上の2つに比べて低く、まろやかで優しい味わいのビールです。

 ロゴにある通り、会社の大元となる醸造所はなんと1473年に創業しており、長い歴史の中で時代に合わせたビールを造ってきました。

ウルピネール(Urpiner)

 ウルピネールは切れが良くすっきりとしていて飲みやすく、日本にも輸出されています。

 ノーマルのウルピネールの他、黒ビールやフレーバー付きの期間限定バージョン?などもよくお店で目にします。

 

お財布に優しいビールたち

 上述してきたビールとはまた違ったカテゴリーのビールを3種類まとめてご紹介します🍺。

 スメドニームニーフ(Smädný Mních) 、ケルト(Kelt)、コルゴン(Corgoň)はスロバキアビールの中でもコスパがピカイチなビールたちです。

 かといって質が落ちるわけではなく、多少大味にはなりますが、ビールに詳しくない私からすればどれもおいしいです👍。

プラスチックボトルでどーんと売られています

 とにかく量をたくさん飲みたい方にはおすすめです。

 スロバキアでもパーティーなど、みんなでたくさん飲むときなどに飲まれます。

スロバキアビールをお試しください

 いかがでしょうか。スロバキアビールは今回ご紹介した以外にもたくさんの種類があり、価格も、日本ではありえない安さです。パブで飲んでも1杯1.6ユーロ(200円しないくらい)ほどです。

 ビール好きの方にはたまらないのではないでしょうか。

 ぜひいろいろなスロバキアビールを飲み比べてみてください😄。

 

⚠︎記事で紹介している内容は、掲載当時のものです。現在は内容が変わっている可能性があるため、最新情報は公式サイトなどでご確認ください。