旧市庁舎(市歴史博物館)
ブラチスラバ旧市街のメイン広場の見どころと言えば旧市庁舎です。
ブラチスラバのほのぼのとした雰囲気にマッチした、黄色い時計台のある旧市庁舎は現在、ブラチスラバ市の歴史博物館として使われています😀。
ブラチスラバ市歴史博物館の館内の様子をご紹介します。
入り口は奥まったところにあって少々わかりにくいです。市庁舎の中庭?にあたるようなところにあります。
館内の展示物
館内は思ったよりも広く、幅広い種類の展示物があります。絵画の展示はほとんどなく、工芸品や書物など、歴史ある物品が並びます。
展示物は非常に幅広く、何世紀も前の歴史ある貴重な展示がある一方で、日用品が展示されているコーナーもありました。
ちょっと古いものはとりあえず展示しておけ!とでも言わんかのように、日用品が並べられています😆。
ちょっと時代を感じるものはとりあえず展示したいから、みんなで家から持ち寄って展示した感を感じてしまうのは私だけでしょうか😅。
でも、それは、ネガティブな意味ではなく、むしろ、少し前のスロバキアの人々のリアルな生活を想像でき、親近感をもって楽しむことができました。
やはりヨーロッパなだけあって、日本では見られないようなデザインのものも多く、レトロなものが好きな方にはおもしろいかと思います。当時の人々の暮らしを想像できます😉。
旧市庁舎タワーからの眺め
博物館はざっくりとした順路があるようで、案内の係の方が誘導してくれます。誘導に沿って階段を上っていくと、旧市庁舎時計台の塔にある、展望バルコニーにたどり着きます。
展望バルコニーからはメイン広場の様子を見下ろすことができます。そこまで高い塔ではないので、街全体を見下ろすことはできませんが、メイン広場を行き交う人々の様子を眺めるのも楽しいです😆。
処刑器具の展示
出口の近くにひっそりと地下への階段があるのを見落とさないでください。地下1階は16世紀から18世紀の拷問器具のレプリカが展示されています😨。
人間の所業とは思えない残忍な拷問器具が、怖さをあおるようなタッチで描かれた、使用例のイラストとともに並びます。
結局人間が一番怖いとはよく言ったものです😨
奥に進める通路がありますが、薄暗くてすごく怖いです😨
幅広いジャンルの博物館
いかがでしょうか。ブラチスラバ市歴史博物館では、日用品から拷問器具まで幅広いカテゴリーの展示物を見ることができ、展望スペースからはメイン広場を見下ろせます。
美術や歴史に関心のない方でも楽しめる博物館です。メイン広場を訪れる際は旧市庁舎を写真に収めるだけでなく、ぜひ歴史博物館にも立ち寄ってみてください😄。
- 名前:Old Town Hall(Stará radnica)ー City History Museum(Múzeum mesta Bratislavy)
- 休館日:月曜日
- 開館時間:火~金曜日10:00~17:00、土日曜日11:00~18:00
- 入場料:5ユーロ(ブラチスラバカードで無料)