ネドバルカギャラリー

 スロバキアの首都、ブラチスラバにあるギャラリーの中でも建物の構造がおもしろいギャラリーとして有名な、ネドバルカギャラリーをご紹介します。

 19世紀後半から現代までの作品を扱うギャラリーで500もの作品を所蔵しています。

 場所は旧市街のメインの通りから小道に入ったところにあります。

外観です

0階から見ていきましょう

 入り口の扉を開くとエントランスなので受付の方に入場料を支払って、早速展示を見ていきましょう。受付のお姉さんは対応が丁寧で優しく、好印象です😄

 入場券(レシート)はあとで使うので大切に取っておいてください。

0階の様子です

 0階は通常、企画展をやっています。今回はスロバキア出身の画家、Andrej Barčíkさんの作品の企画展でした。

 そこまで広いわけではありませんが、人が少なく、人目を気にせずゆっくり見ることができます🎨。

哀愁とモダンが混在しています
何かの実験でしょうか
トランプを並べてアートにしてしまうとは!

1~4階に上っていきましょう

 1~4階は常設展です。順路はありませんが、どうやら0階を見た後は4階まで一気に上って、順に下りてくることが推奨されているようなので、4階から見ていきました。

 4階 The Origin of Modern Fine Art in Slovakia

 4階はスロバキアの近代芸術初期の初期の作品が展示されています。アートのことは詳しくないので、年代ごとの特徴などはよくわかっていませんが、頭を悩ませずに鑑賞できる絵が多かったです👍。

3Dのように見えます

 そして、4階の吹き抜けから下をのぞいてみてください。この建物の美しさに気づくのではないでしょうか✨。建物の外観からは想像も付かないような構造になっています。

4階からの見下ろします

 1階から4階まで吹き抜けになっていて、規模は小さいですが、ニューヨークのグッゲンハイム美術館を連想させるような造りです🌀。

3階 Modern art in Slovakia

 3階はスロバキアの現代美術のフロアです。戦間期の環境や生活の変化はに飛びとの心に大きな影響を与えてきたようです。

暗い印象の絵が多いですが、かわいらしい絵もありました

2階 Mikuláš Galanda Group

 2階は近代後期の作品のフロアです。Mikuláš Galandaという活動家を中心としたグループの作品で、その後の芸術に大きな影響を与えたそうです。

1階 Personalities and Phenomena

 1階は20世紀後半以降の現代美術のフロアです。この時代のスロバキアの芸術的発展を支えた、スロバキアの著名な芸術家の作品が展示されています。

絵画以外の作品もあります

カフェスペースでティータイム

カフェスペースです

 さて、1階まで戻ってきたらティータイムです☕。1階にはカフェスペースがあり、入場券を提示すれば無料でコーヒーかお茶を飲むことができます😄。

コーヒーを注文しました

 エスプレッソを注文すると、シングルかダブルか聞かれました😲。シングルでも無料、ダブルでも無料、どちらか選べるなら当然、ダブルにしました✨。純粋に倍の値段がするはずなのですが、選択肢を与えてくれるなんて、太っ腹です。

ゆっくりと芸術鑑賞とティータイム

 いかがだったでしょうか。路地にひっそりとある外観に反して、内部は思ったよりも広く、美しく、人も少なかったのでゆっくりと鑑賞することができました。

 スロバキア人はもちろんですが、海外からの観光客の方もちらほら見かけました。

 旧市街の街歩きのついでにスロバキアの芸術家の作品を鑑賞してカフェで一休みしてはいかがでしょうか😄。

 

⚠︎記事で紹介している内容は、掲載当時のものです。現在は内容が変わっている可能性があるため、最新情報は公式サイトなどでご確認ください。