Museum of Period Rooms

 ブラチスラバの旧市街、メイン広場のすぐそばにあるMuseum of Period Rooms (Apponyi House)をご紹介します。

 Museum of Period Rooms ・・・何と和訳したら良いのかわからないです😅。時代の部屋の博物館?といったところでしょうか。

 家具や食器などを使って、各時代の人々の暮らしていた部屋を再現した博物館です。

アポニー宮殿 Apponyi House

 1761年頃建てられた、アポニー宮殿が、現在はMuseum of Period Roomsとして使われています。

 入り口は門から少し入ったところにあり、木のドアで中が見えず、この上なく入りにくいですが、ドアを開けて入って大丈夫です。

 もともとは宮殿として使われており、博物館につくられた建物ではないので、仕方がないですが、なかなかに不親切な入り口です😅。

博物館の展示物

 受付から上がって1階と2階が部屋の博物館になっています。

 18世紀から19世紀にかけて使われていた、ゴージャスな家具や調度品が、まるでその時代にタイムスリップしたかのように展示されています✨。

 一部屋一部屋解説が書かれており、ただ見るだけだとさ~っと通り過ぎてしまうようなところにも注目できます👀。

 豪華な部屋だけでなく、生活感を感じさせるような展示があるのもおもしろいです。

 家具や生活用品の他に、当時の衣服等も展示されていて、好きな人にはたまらないのではないでしょうか👗。

ぶどう栽培博物館

 ちなみにアポニー宮殿の0階はMuseum of  Viticulture(ワイン製造のためのぶどう栽培博物館)になっており、Museum of Period Rooms と同じチケットで見学することができます。

13世紀から19世紀にかけてのワイン造りの歴史が展示されています。

 興味のある方にとってはおもしろいかもしれませんが、館内はかなりこぢんまりとしており、あっという間に見終わってしまいます。

 地下はワインセラーになっており、ワインテイスティングができると聞いていたのですが、受付の方にきいてみると「今日は地下は閉めてるよ~」とのことでした😫。

 春から秋にかけてのオンシーズンのみ開けているものと思われます😅。

18世紀にタイムスリップ

  Museum of Period Rooms は、18世紀の生活風景をそのまま感じることができて、歴史好きの方や昔のヨーロッパの感じが好きな方にとってはおもしろい博物館です。

 私はあまり興味がないこともあって、展示物や情報量が少なく、4ユーロ払ってまでわざわざ行かなくてもよいかな~と思ってしまいました。

 ブラチスラバカードをお持ちの方は入場無料、また、旧市庁舎の市歴史博物館とセットで6ユーロのチケットがあるので、ついでに寄ってみる、くらいがちょうど良いです。

 18世紀の生活の一部を覗いて、当時の人々の暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょうか😌。

旧市庁舎(市歴史博物館)
ブラチスラバカード

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